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Fender Custom Shop Master Built Jeff Beck Stratocaster N.O.S Olympic White by Todd Krause [音楽]

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結構思い切って購入に踏み切ったこのギターがウチにやって来てそろそろ半年になります。

元々は長いこと新しいギターを買っていなかったのと、30歳を超えたメインを休ませてあげたかったのが主な理由ですが、機種選びの際に考えたのは…

とにかくストラト系であること、ビンテージ系のルックスも格好良いし、すごく好きなんだけど、使い勝手優先。
とは言え、ちょっとはルックスにも拘るので、HSSレイアウトとか、フロイドローズとかは無し。
あと、いい年こいたオッサンなので、ちょっとお高めの価格でもOK。

で、候補を挙げていくとフェンダー・カスタムショップ製品とか、Suhrとか。
でも、Suhrはよく知らないのでカスタムショップ製品を調べてみると、言わずと知れたJeff BeckモデルとCustom Deluxeあたりが良さそうな感じ。
価格はカスタムショップ製が45万くらい、マスタービルダー製品は80万くらい。
勿論、高価だし、かなりビビって使わなければいけないような気がするので、気兼ねなく使えそうな程度の良い中古もOK。

特にヤフオクには時々コレクターの方がほぼ新品を出品していたりするので、アラートを設定して日々チェック。
落札の相場は通常のカスタムショップ製品が20~25万、マスタービルダー製品だと30~40万くらい。
入札で熱くなると後悔しそうなので、カスタムショップ製は23万、マスタービルダー製は35万までと考えて何回か入札するものの、程度の良い物はライバルも多く、なかなか落札できない。

そんなある日、某楽器店のサイトで6月30日までの限定特価で今回購入した個体が販売されていた。
その時点は定価の約2割引。無茶苦茶悩んだけど、やっぱしこの価格のギターを普段使いは出来無さそうだと判断して断念。

で、以前のブログでも書いたとおり、楽天市場やデジマートと言ったネットモールでのフェンダー製品の販売が禁止される直前の8月末に件のギターが8月31日の店舗営業時間限りの限定で定価の3割引で販売されていた。
※後日、デジマートへの掲載は許可されたみたいです。

他のモールや、その楽器店の通販サイトでは2割引だったので、まさにデジマート扱いのみの特価!

因みにカスタムショップ製のJeff Beckモデルの定価は税込67万円ほど、そして9月1日以降はそこから1割引に限定されるので、60万で販売されるはず。

つまり、今のタイミングならマスタービルダー製が通常のカスタムショップよりも安く購入可能って事。
居ても立ってもいられず楽器店にメールをして山野楽器扱いの製品であることを確認し、注文してしまいました。

購入したギターのスペックは以下のとおり。

Body: Alder 2Piece, Urethane
Neck: Maple, Jeff Beck C-Shape, Thin Urethane
Fret: 22 Medium Jumbo Frets
Fingerboard: Indian Rosewood, 9.5" (24.1 cm)
Width at Nut: 1.6875" (43 mm)
Bridge Pickup: Dual-Coil Ceramic Hot Noiseless Pickup
Middle Pickup: Dual-Coil Ceramic Hot Noiseless Middle Pickup
Neck Pickup: Dual-Coil Ceramic Hot Noiseless Neck Pickup
Pickup Switching: 5-Position Blade
Bridge: Jeff Beck Strat
Nut:Wilkinson
Tuner: Sperzel

重量:3.61kg

JB-head-ura.jpg
ヘッド裏のシール

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認定証
2014年8月22日の日付が見えます

外見上、通常のカスタムショップ製品との違いはナットがLSRからウィルキンソンに変わっていることと、それに合わせてペグが高・低の2種類になっていることくらい。
(LSRの場合は高・中・低の3種類。)
ご存じの方も多いとは思うけど、このウィルキンソンのローラーナット、設計ミスによるものか、開放弦の音がビビリます。
機能とか、精度という意味ではLSRのほうが数倍上かもしれません。
また、ナット部分の摩擦抵抗が少ないからかチョーキング(今は外国と同じくベンドって言うんですか?)の時のテンションが柔らかく感じます。

このギター、重量が3.61kgとストラトにしてはちょっと重めですが、重量バランスが良いのか重くは感じません。
そして、生音が大きい。
94年製のフェンダージャパンより明らかに生音が大きく、83年製のオーダーストラトと較べても遜色ないくらい鳴ります。

特筆すべきはネックとフレットの処理。
こんなに綺麗に処理されているギターは初めてです。
そして、何故かは分からないけど、初めて抱えた時に全く違和感無く、ずっと手元にあったギターのように弾けてしまったのにはびっくりした。

普段(とは言ってもギターを購入するのは20年数振り)は新しいギターを買うと一旦全部のパーツをバラしてみるんですが、流石に今回は怖くてやってません。

お店が出荷前にフェンダー標準のセッティングをしてくれていたけど、自分の好みよりもかなり弦高が低かったので、弦高を上げたのと、ピックアップの出力が大きいのでこちらは高さを下げています。
※最初にスタジオに持ち込んでマーシャルのJCM2000 DSL-100で鳴らした時に(アンプは基本クリーンセッティングです)エフェクターで歪ませて上の方のポジションで弾いた時に音がサチっている様に感じました。

アンプからの出音に関しては、普通のシングルコイルのように中高域にピークがある感じではなく、どちらかというとフラットかな。
でも、明らかにシングルコイル系の音です。

ピックアップはどのポジションでも使えます。
(リアはちょっとトーンを触ってやる必要はありますが…)

実は購入後もヤフオクやデジマートを定期的に見ていますが、ヤフオクは出物が減り、デジマートでの価格は上がっており、以降、食指が動く物には出会えていないので、思い切って買った価値は充分あると思っています。

これから長く付き合っていくことになりますので、それなりに大切に弾き込んで行きたいと思っています。

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セコいヤツ [音楽]

突然の来日、しかもプロモーターが替わったためか告知を目にする機会も少なく、イマイチ盛り上がっていないJeffBeck大先生の公演。
実はチケットが1枚余ってしまっていた。

そのチケットをどうしようかと考えていたところ、某SNSの掲示板にチケット購入希望の書き込みがあった。

内容は定価以下で1枚欲しいとのこと。
まあ、どうせ余っているチケットだしと思い、7000円でどうですか?とメッセージを送っておいた。
(実はこの時点では頼まれれば1000円くらい下げてもいいと思っていた。)

しばらくすると主から返信が。

内容は…
他の方からもメッセージが有り交渉中です。6000円なら即決します。」とのこと。

ここでちょっと考えた。
自分が相手の立場なら、整理番号が若いほうか安いほうのどちらかを選ぶよなぁ…
ってことは自分のほうが番号は若いけど高いって事か?

でも、転売目的じゃないかぎり公演前日の時点でチケット余っている奴なんてそうそういないよな?
もしかして、他の方ってのはウソで、ちょっとでも値切ろうとしてるような気がしてきた。

素直に「もう1000円くらい安くならないですか?」ってきたら了承するつもりだったけど、ちょっとやり方が気に入らない。
(もちろん、自分の勝手な思い込みの可能性もあるけど…)

なので、こう返しておいた。
「メッセージ、ありがとうございます。
同じJeffファンの方がチケットで困っていらっしゃるようですので、私より早く連絡された方とお取引なさってください。」

すると相手からは
「ありがとうございます。了解しました。」の返事。

ところがそれから数分後、以下のメッセージが…
すみません。話を進めていた方から、手渡し場所の都合がつかず破談となりました。 まだお決まりになっていなければ7000円で会場手渡しでお譲り頂けませんでしょうか?

オイオイ来たよ!
手渡し場所の都合って何だよ!
今時SNSやってて携帯持ってないヤツなんていないだろうし、青海の駅だろうが、Zeppの前だろうがそんなもん何とでもなるだろう!

これで他の方ってのはウソ確定だよね。
もちろん、こういう姑息でセコいヤツには絶対売ってやらない。

で、こう返しておいた。
「メッセージありがとうございます。
近所に住んでいる友人が付き合ってくれるとのことで、チケットをあげてしまいました。
また、機会があれば よろしくお願いします。」

ということで、今夜はカミさんを引き連れて行ってきま~す。

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インターネットモールからフェンダーが消えた! [音楽]

エレクトリックギターを弾く方なら多分皆が知っている
アメリカの【フェンダー/Fender】という楽器メーカー。

日本ではちょっと特殊なフェンダー・ジャパンというブランドも存在したけれど、このメーカーの日本国内代理店は1963年!!から50年以上、山野楽器が務めてきました。
ところが、昨年、米国フェンダー社が日本法人(Fender Music Corporation Japan:以下FMCJ)を設立して、日本国内の代理店業務を行うことになり、今年の3月31日で国内の総代理店が代わり、併せて神田商会のブランドであるフェンダー・ジャパンも廃止となりました。
つまり、フェンダー社が直接国内市場をコントロールするということになりました。

このニュースに関しては幾つかのブログなどでも取り上げていましたが、自分的には以下の様な不安要素があるなぁ…と思っていました。

①商品の検品体制
山野楽器の検品は以前聞いた噂では「船便で送られたギター100本のうち30本くらいが山野の検品ではじかれる」と言われるくらい厳しいらしく、FMCJがそのレベルの検品を出来るのか?

②販売条件
販売店(楽器屋さんですね)は代理店と契約を結んだ上で商品を仕入れて販売しますが、FMCJが直接コントロールするということは、ブランドイメージ向上を狙っているわけですから、卸値や販売上の制限(値引きですね)などが変わる可能性がある。

①については、2006年に同じくギブソンの代理店が山野からギブソン・ジャパンに移り、国内流通する製品の品質が低下。そして販売店を絞ったことにより流通量自体もかなり減ってしまった。

②についても、まさにギブソン・ジャパンと同じく、契約販売店を絞り、且つ販売条件もかなり厳しくなるらしい。

とある楽器店の情報によると、ネットでの販売は自社サイトのみで楽天やYahooショッピング、デジマートなどでの販売は8月31日限りで禁止。(自社サイトでのネット販売は可)
しかも、値引きは定価の10%引きまでという、ギブソン以上に厳しい条件になっているとのこと。
※但し、山野楽器から仕入れた製品は例外らしいです。

販売店にとってネットモールでの販売数ってバカにできないだろうから営業的にも厳しくなるだろうし、消費者にとっても欲しい商品が一覧で見られないのってかなり不便。

そして9月1日、各モールからフェンダーの新品商品が一斉に消えました。
残っているのは中古品と正規販売店以外の商品のみ。

何となくですが、フェンダーもギブソンと全く同じ道を辿ることになりそうな予感が…

で、何が言いたいかと言うと…

ちょっと前の記事で書いた件のギター、モール出品が禁止される8月末に、デジマート限定で8月31日の店舗営業時間中の条件で、更に10%値引きされていたのを見つけてしまいました。
暫く考えましたが、こういうモノは縁なので、メールで山野楽器扱いの商品であることを確認した上で、ポチっちゃいました。

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Fender Custom Shop Master Built Jeff Beck Stratocaster N.O.S Olympic White by Todd Krause

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悩んでます・・・ [音楽]

20年振りくらいに新しいギターを買おうと思ってます。
でも、とっても悩んでます。

候補はすでに決まっていますが、このギターには【松】【竹】【梅】が存在します。
(分かる人には分かりますよね)

人生最後のギターになる可能性が高いから【梅】は考えていません。

肝心の価格は新品の場合、
【松】は一番安い軽自動車の新車が買えるくらいの価格です。
【竹】は250ccのバイクが新車で買えるくらい。

そして中古のオークションでの相場は
【松】が30~40万円(急に具体的な価格・・・)
【竹】が20~25万円くらい。

で、【松】の程度が良い物なら35万円位まで出しても良いかなと思い、春先からオークションに程度の良い物が出るのを待っているんですが、先日、ふと見た楽器屋さんのサイトで【松】の新品が特価で出ているのを見つけてしまいました。

今回の特価は市場価格から約2割引。

それでも楽器を弾かないフツーの人から見れば
「ギターにそんなお金を出すなんてアタマおかしいんじゃない?」
と思われるかもしれない価格ですが、市場価格から考えれば格安と言っても良い価格。

しかも、そのブランドの日本の代理店が、この春からこのブランドの日本法人に代わってしまった。
(旧代理店は長年このブランドの輸入代理店を努め、非常に厳しい品質管理で定評がありました)
そして、この商品は旧代理店扱いのモノ。

この商品にこの金額を払うこと自体は良いんだけど、問題はここから。
この金額を払った楽器を自分が普通に使えるかと言うこと。

自分は楽器の扱いが荒い方ではないと思っているが、それでも弾いていればスリ傷は付くし、スタジオなどに持ち出せば、いつかどこかにぶつけるのは確実。

でも、自分はコレクターじゃないから、そのままケースに入れて仕舞いこんでおくなんて絶対に嫌。
(と言うより楽器に対して失礼ですよね)

かと言ってコワゴワ弾くなんてのも嫌。

こう言うギターを買う人って、どうやって楽器を扱うのかなぁ・・・
やっぱし中古を買って気兼ねなく使うほうが良いのかなぁ・・・

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ストラトキャスターモデルの改造 その1 [音楽]

遂にNo.1の改造に着手しました。
このギターは…

PACO-full1.JPG
御年30歳の相棒でございます

1983年、大学2年生の時に当時 下馬にあった楽器工房
PACOにオーダーしたコンポーネントギター。
金額的にはフェンダーも十分に買えそうな位掛かったが、
当時のフェンダーは品質的には低迷時だったのと
コンポーネントギターが流行っていたので、その流行に乗ってみた感じ。

ボディはセンの2ピースにメイプル/ローズの22フレットネック。
色は元々日焼けしたナチュラルをイメージしていたんだけど、
実際にはもっと濃い飴色っぽい色になっちゃった。
まあ、でもこんな色は世界に1本しかないからまあ良いか。

ピックアップは当時流行りだしてきていたEMGのSA、
ブリッジはESPのFLICKERというヒンジ構造を持ったユニットを使用している。

ヘッドのロゴはSCHECTERとなっているが、工房で組み上げ当日の受け取りになったので、
ロゴが入っておらず、ちょっと寂しかったのでロゴシールを貼ってみただけ。

余談だが、このギターを受け取りにお店に行った時、
ちょうど山岸潤史さんが店に来ていて、
あろうことか私より先に このギターを試奏していやがった…

手に入れてからも自分で色々と手を加えている。

サーキットも元々は1Vol 2Toneだった物を
1Vol 1ToneプラスSPC(ブースターみたいな回路)に変更。

一時期フロントピックアップとリアピックアップのミックスの音に凝っていたので、
ピックアップセレクターもフロントとミドルを入れ替えてM-F+M-F-F+R-Rの音が出るようにしている。

このギター、かなり重いので最近は手にしていなかったのだが、
22フレットまで無いと弾けない曲が出てきたので再び登場する事になった。

で、この際なので幾つか気になる所を改造してしまう事にした。

まずはペグの交換。
元々付いていたのがクルーソンタイプ故、結構ガタが来ている。
ルックスより使い勝手優先のギターなのでシュパーゼルにしようかと思ったのだが、
高価な上 工作もちょっと大掛かりになるなぁ…なんて思っていたら、
GOTOHでSD-91という面白い製品を発見した。

外見上はクルーソンタイプなのに、ストリングロック式で
その上、ストリングポストの高さが変えられるというH.A.P.-Mという構造になっている。

これにするとアーミング時のチューニング狂いの結構大きな要因になっている
ストリングガイドが不要になる。

ヤフオクに偶々これが格安で出品されていたので、落札しておいた。

SD91.JPG
格安なのでノンパッケージでした

弦とペグ本体を外した後、ブッシュも取り外します。

PACO-head-naked.JPG
ブッシュを取り外した状態

多分、元々のペグもGOTOH製なので、そのまま行けるかとも思っていたのだが、
ブッシュの内径が違うので流用は不可とのこと。

Peg-bush.JPG
左が古いほう、右がSD-91用。内径が違いますよね。

続いてブッシュを新しい物に打ち替えなければいけない。
ところが、新しい方はブッシュの外径が若干大きい為、
穴を広げる必要があるので、リーマーを使って経を広げます。
でも、一気に広げてしまうとブッシュに遊びが出てしまうので、
新しいブッシュを当て込みながら徐々に広げます。

Paco-head-hole.JPG
リーマー登場

ブッシュの打ち込みは当て板を使ってハンマーで打ち込む方法もあるけど
ヘッドへのダメージを考えて、クランプで徐々に押し込みます。

Paco-head-man.JPG
こんな感じ

Paco-head-bushed.JPG
ブッシュが全て入りました。

ここまで来れば後は簡単。
ペグを取り付けます。

PACO-head-after.JPG
表です

PACO-HEAD-ura.JPG
裏です。

後は、ポストの高さを調整して完成。

PACO-POST.JPG
こんな感じで高さが違うのが分かりますか?

実はこの後にもう一つ、こんな大物が控えていますが、
今回は時間がなかったのでここまでで終了。

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ギター小物アレコレ [音楽]

幾つかギター関連の小物を入手したのでご紹介。

まずはシールド・ケーブルをまとめておく為の結束バンド。
懐かしのGrecoブランドの製品、その名もケーブルタイ

使い方は簡単。

まずはシールドの片方の端あたりにコレを巻きつけて、穴に先端を通します。
これでタイがシールドにほぼ固定されます。

Cable-tie2-rev.jpg

Cable-tie3.JPG

後はシールドを巻いてマジックテープで固定するだけ。

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Cable-tie5.JPG

丈夫そうな素材なので結構長持ちしそうだし、安価なのでオススメです。

私は送料無料のこのお店から買いました。



続いてはシャーラーのセキュリティ・ロック。
こちらはフェンダーギターにも純正採用されている定番のストラップロック。

Security-lock1.JPG

ハンク・マーヴィンの様な激しいギターアクションをしても
ストラップが外れないように交換することにした。

実物はこんな感じ

Security-lock2.JPG

まずはロックピンをストラップの穴に通します。

Security-lock3.JPG

続いてストラップを挟むようにしてナットを締めてストラップ側は終了。

Security-lock4.JPG

ギターに元々付いていたストラップピンを外します。

Security-lock5.JPG

新しいピンに交換。

Security-lock6.JPG

後はカチッと嵌めて完了。

Security-lock7.JPG

これでよっぽどのことがない限りストラップが外れる事はなさそう。

コピー商品も沢山あるようだけど、
安心代と思って自分はシャーラー製を選びました。



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レス・ポール モデルの修理 [音楽]

ギターメインテナンス記事の第三弾。

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画像を見ていただければ分かる人には分かる、ジェフ・ベック仕様のコピーモデル。

これはココの14ページに出ているFLG-75と言うモデル。

通常、フェルナンデスのギブソン系コピーモデルはBurnyブランドで発売されているが、
コレは1978年に短期間販売された
フェルナンデスの通称「石ロゴ」が入ったちょっと珍しいレス・ポールモデル。

実際、78年の第2弾カタログではBurnyロゴに変更されている。

FLG75head1.JPG
珍しいけど余り格好良くないね…

当時の定価は7万5000円、実際の製造はトーカイ楽器らしい。

コレは楽器店で購入したものではなく、85年頃に雑誌の個人売買コーナーに
"ジェフ・ベックモデルのレスポール求む"って投稿し、8000円で入手したモノ。

元々付いていたピックアップがディマジオのパチモンみたいなヤツだったので、
入手直後にフロントはダンカンのSH-1(59n)、リアを同じくダンカンのSH-4(JB)に交換済み。

今回は経年劣化でペグのトルク調整が利かなくなっていたので交換することにした。

FLG75-head-back1.JPG
元のペグはこんな感じ

元々はグローバータイプのペグが付いていたけど、大先生のギターはシャーラー製。

本来ならシャーラーに替えるべきなんだけど、
木ネジの位置が違うので、木工が必要になるし、そもそもシャーラー製品は高い。

ところが、たまたまヤフオクでGOTOHのSG-301と言う
ネジ穴グローバー位置、ツマミがシャーラータイプのモノを発見。
当時の国産ペグは殆どがゴトー製なので、きっとそのまま付くだろうと思い購入しておいた。

SG301.JPG
かなり年代物と思われる外箱

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でも、中身は新品

あと、テイルピースも経年劣化でメッキが浮いてきているのでこちらも交換しようと思い、
フェルナンデスのテイルピースブリッジも購入しておいた。

FLG75-tail1.JPG
こんな感じでメッキが浮いています

Fer-tail.JPG
フェルナンデスのテイルピース
但し、SGジュニア用っぽい

実は、このタイプだとどうしてもオクターブチューニングが追い込めないので、
楽器としてはこう言うバダスタイプのブリッジにするのが真っ当なんだけど、
コレはあくまでルックス重視なので、あくまでストップバー・テイルピースに固執。

元々付いていたペグを外して新しいペグを当ててみると案の定 ネジ穴はピッタリ!

FLG75-head-no-peg1.JPG
ペグを外すとこんな感じ

FLG75-headback-nopeg1.JPG
薄くシリアルの刻印が見えます
一番頭の数字が7なので 多分77年製造

全くの無改造で簡単に交換完了。

FLG75-head-new.JPG

FLG75-headback-new.JPG
元々の取り付けがテキトーだったらしく
よく見るとペグのツマミがアッチコッチ向いちゃってます

後は弦を張ってオクターブチューニングを出来るところまで追い込んで作業完了。

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どうです、カッコイイと思いません?(自己満)
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そしてストラトキャスターの改造 [音楽]

引き続きもう1本も作業。

これもFender JapanのモノでST62-65ASというモデル。
(調べたところ、どうやら富士弦製らしい)

※交換前の画像を撮り忘れた…

1994年にストラトキャスター誕生40周年を記念して発売されたモデルで
ネックにはトラ杢が印刷されてたりする。

確か、御茶ノ水の楽器屋で特価になっていたヤツを衝動買いしたモノ。

ストラトは長年使ってきたNo.1君がいるので
いままでコレを手にする事はあまり無かったのだが
久しぶりにNo.1君を抱えたところ
No.1君はとにかく重い上にネックが順反り気味になっていたので
ちょっとお休みさせることにして、暫くはコチラを使うことにした。

ところが いざ使ってみると音にガッツが無い。
ということで、コチラもピックアップを交換することにした。

で、何に変えようかと色々考えたのだが、
取り換え用のピックアップって沢山ありすぎて
はっきり言って全く分からない。

と言うことで、基本のFender製に決めて候補を絞った。
でも、今はfenderだけでもこれだけの種類の製品があるのね。

という訳でこの中から
ちょっとガッツがありそうな以下の製品に絞ってみた。

CustomShop Texas Special Strat Pickups

CustomShop Fat 50's Strat Pickups

Hot Noiseless Strat Pickups

最初はHOT NOISELESSにしようかと思っていたのだが、
うそ臭い作りのピックアップ(笑)は既にNo.1君に載っているので今回は除外。

で、大学時代からの友人で 音楽とギターに関しては
自分が全幅の信頼をおいているO塚君(伏せ字になってないな…)に聞いてみたら
「ジミヘンのエロい音が出る」と言うのでTEXAS SPECIALに決定。

TEXAS.JPG

ちょうど並行品が定価の半額で売っていたのでココで購入。



こっちもピックガードを外してサクッと取替え完了。

ST62-1.JPG

そして、ピックアップセレクターに配線を一本追加。

ST62-2.JPG
上の画像の赤い線です

ストラトキャスターを使った事がある方ならご存知でしょうが、
このギターってリアピックアップだけはトーン回路を通らすに直接出力されてしまうので、
フロント、センターと比較するとリアだけ妙に硬い音が出てしまう。
(もともとの設計思想はカントリー用だからね)

と言うことで今回の作業のついでにリアもトーン回路を通るようにしてみた。
で、リアのトーンをどこに通すか考えたのだが、フロントは絶対にトーンを触るのでナシ、
多分いちばん触らないであろうセンターのトーンを外してリアを繋ぐと言う手もあったのだが、
一番お手軽な配線一本追加で済むセンター/リアのトーンにしてみた。
(気に入らなかったらいつでも変えられるしね)

あと中を開けてみて 使っているポットがかなりショボイのと
セレクターの操作感がヌルヌルして気持ち悪いので
そのうちCTSのポットとCRLのセレクターに交換しようかな。

で、これが交換後の画像。

ST62-3.JPG

ピックガードがミントグリーンなのに、
ピックアップカバーが真っ白なので ちょっと違和感が…
これもどうにかしようかな?

で、弾いてみた感じは…

かなり良い!

元々付いていたピックアップは線が細くて ちょっとパキパキした音だったが、
それよりも線が太く、音の輪郭もハッキリした張りのある音が出る。
ちょっと歪ませてやるとフロントはまさに自分好みの音。

リアはやっぱりちょっと硬いけどトーンを少し絞ってやると十分使えそう。
そして、フロントとセンターのハーフトーンが素晴らしい。
あんまりハーフトーンって好きじゃないけど、鈴が鳴っているような澄んだ音が出る。

ただね、きっちりとアタックを与えてしっかり弾かないと
ちゃんと鳴ってくれないかも。

最近の若い子の様に(ジジイの言い回しだな)
柔らかいピックを使って撫でるように弾いたら
グジャグジャの音しか出ないような気がする。

このピックアップで良い音が出ないという方は
是非 HEAVYのピックとかべっ甲のピックとか6ペンスコインとかでしっかりと弾いてみてください。
もちろん、弦も太いゲージの方が良いと思うよ。

この後にもう1本別のギターが控えてるんだけど、
ずっと昔に買っておいたパーツがどこかに紛れ込んでるんだよなぁ…

テレキャスを改造 [音楽]

あまりに長いことblogを書いていなかったので、小ネタを放出。

久しぶりに音楽活動を再開するにあたって、手持ちのギターをちょっといじってみた。

まずは、このギター Fender JapanのTL52-70。
今の会社に転職した直後に買ったので1990年製。

本当はエスクワイアを買おうかと思っていたのだが、
プリセットトーン+リアピックアップの音しか出せないので
どうも使い勝手が悪そう。

でも、ルックスはエスクワイアの方が絶対に格好良い。
で、ふと思い出したのが昔のフェルナンデスのギター。

ここの7ページ目に出ているシャドーハムバッキングを真似してしまえと考えた。

但し、買ったままではピックアップの位置をそこまで低く出来ないので、
当時まだ渋谷にあったPACOに持ち込んでザグリを深くしてもらい、
このようにフロントピックアップをピックガードの下に隠す事にしてしまった。
tele-underpu.jpg

一応、クロームのカバーを外して多少はパワーが出るようにしたのだが、
さすがに弦からの距離が遠いのでかなり下げ気味に調整してあるリアピックアップでも
とても音量バランスが取れない。

ということで、フロントピックアップをもう少しパワーがある物に変えようと思い、
だいぶ昔にヤフオクでダンカンのSTR-2というピックアップを落札してあったのだが、
そのまま手付かずになっていた。
STRcover2.JPG

作業は…
まず 元々付いていたフロントピックアップを取り外し、
STR-2のクロームカバーを外す。
ところがこのピックアップはハウリング防止の為に
カバーの中でボビンが蝋付けされていて結構苦労する。

外すとこんな感じ。
STR2uncovered.JPG

で、元の配線通りにハンダ付けして作業自体は完了。
ところが、フロントの音が出ない。

ハンダ付け自体は問題ないのでもしかしたらどこかが断線しているのかもしれない。
手元にテスターがないので後日導通の確認をする事にして、こちらは一旦終了。

Bye bye, Mr.Clapton [音楽]

Eric Clapton & Steve Winwood の武道館公演に行ってきた。

クラプトンは二年半前のJeffとの競演で落胆させられたので、
あまり乗り気ではなかったのだが、ちょっと生ウィンウッドが観たかったので行くことにした。
(あとはスティーブ・ガッドとウィリー・ウィークスのリズム体も聴きたかった)

クラプトンはやる気なさ満点。ギターも二年半前より更に下手になっている。
(若しくは手抜き度が上がっている)
アコースティックセットの方がまだ聴けたのは前回と一緒。

今回の公演、ひとことで言えば、
12000円払って下手なブルースセッションを見せられた」って感じかなぁ。

これだったら来年2月に来日するTEDESCHI TRUCKS BAND
LOS LONELY BOYSを観に行った方がイイと思う。

彼が今まで残してきた名盤・名演は尊敬し続けるけど、
Claptonの公演を観に行くことは二度と無いだろう。

一応、当日のSETLISTを

Dec.7th 2011 Eric Clapton & Steve Winwood 武道館公演

01. Had to Cry Today (Blind Faith)
02. Low Down (J.J. Cale)
03. After Midnight (J.J. Cale)
04. Presence of the Lord (Blind Faith)
05. Glad (Traffic)
06. Well All Right (Buddy Holly)
07. Hoochie Coochie Man (Muddy Waters)
08. While You See a Chance (Steve Winwood)
09. Key to the Highway (Big Bill Broonzy)
10. Pearly Queen (Traffic)
11. Crossroads (Robert Johnson)
12. Georgia on My Mind (Hoagy Carmichael)
13. Driftin' (Johnny Moore's Three Blazers)
14. That's No Way to Get Along (Robert Wilkins)
15. Wonderful Tonight (Eric Clapton)
16. Can't Find My Way Home (Blind Faith)
17. Gimme Some Lovin' (The Spencer Davis Group)
18. Voodoo Chile (Jimi Hendrix)
---encore---
19. Dear Mr.Fantasy (Traffic)
20. Cocaine (J.J. Cale)

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