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そしてストラトキャスターの改造 [音楽]

引き続きもう1本も作業。

これもFender JapanのモノでST62-65ASというモデル。
(調べたところ、どうやら富士弦製らしい)

※交換前の画像を撮り忘れた…

1994年にストラトキャスター誕生40周年を記念して発売されたモデルで
ネックにはトラ杢が印刷されてたりする。

確か、御茶ノ水の楽器屋で特価になっていたヤツを衝動買いしたモノ。

ストラトは長年使ってきたNo.1君がいるので
いままでコレを手にする事はあまり無かったのだが
久しぶりにNo.1君を抱えたところ
No.1君はとにかく重い上にネックが順反り気味になっていたので
ちょっとお休みさせることにして、暫くはコチラを使うことにした。

ところが いざ使ってみると音にガッツが無い。
ということで、コチラもピックアップを交換することにした。

で、何に変えようかと色々考えたのだが、
取り換え用のピックアップって沢山ありすぎて
はっきり言って全く分からない。

と言うことで、基本のFender製に決めて候補を絞った。
でも、今はfenderだけでもこれだけの種類の製品があるのね。

という訳でこの中から
ちょっとガッツがありそうな以下の製品に絞ってみた。

CustomShop Texas Special Strat Pickups

CustomShop Fat 50's Strat Pickups

Hot Noiseless Strat Pickups

最初はHOT NOISELESSにしようかと思っていたのだが、
うそ臭い作りのピックアップ(笑)は既にNo.1君に載っているので今回は除外。

で、大学時代からの友人で 音楽とギターに関しては
自分が全幅の信頼をおいているO塚君(伏せ字になってないな…)に聞いてみたら
「ジミヘンのエロい音が出る」と言うのでTEXAS SPECIALに決定。

TEXAS.JPG

ちょうど並行品が定価の半額で売っていたのでココで購入。



こっちもピックガードを外してサクッと取替え完了。

ST62-1.JPG

そして、ピックアップセレクターに配線を一本追加。

ST62-2.JPG
上の画像の赤い線です

ストラトキャスターを使った事がある方ならご存知でしょうが、
このギターってリアピックアップだけはトーン回路を通らすに直接出力されてしまうので、
フロント、センターと比較するとリアだけ妙に硬い音が出てしまう。
(もともとの設計思想はカントリー用だからね)

と言うことで今回の作業のついでにリアもトーン回路を通るようにしてみた。
で、リアのトーンをどこに通すか考えたのだが、フロントは絶対にトーンを触るのでナシ、
多分いちばん触らないであろうセンターのトーンを外してリアを繋ぐと言う手もあったのだが、
一番お手軽な配線一本追加で済むセンター/リアのトーンにしてみた。
(気に入らなかったらいつでも変えられるしね)

あと中を開けてみて 使っているポットがかなりショボイのと
セレクターの操作感がヌルヌルして気持ち悪いので
そのうちCTSのポットとCRLのセレクターに交換しようかな。

で、これが交換後の画像。

ST62-3.JPG

ピックガードがミントグリーンなのに、
ピックアップカバーが真っ白なので ちょっと違和感が…
これもどうにかしようかな?

で、弾いてみた感じは…

かなり良い!

元々付いていたピックアップは線が細くて ちょっとパキパキした音だったが、
それよりも線が太く、音の輪郭もハッキリした張りのある音が出る。
ちょっと歪ませてやるとフロントはまさに自分好みの音。

リアはやっぱりちょっと硬いけどトーンを少し絞ってやると十分使えそう。
そして、フロントとセンターのハーフトーンが素晴らしい。
あんまりハーフトーンって好きじゃないけど、鈴が鳴っているような澄んだ音が出る。

ただね、きっちりとアタックを与えてしっかり弾かないと
ちゃんと鳴ってくれないかも。

最近の若い子の様に(ジジイの言い回しだな)
柔らかいピックを使って撫でるように弾いたら
グジャグジャの音しか出ないような気がする。

このピックアップで良い音が出ないという方は
是非 HEAVYのピックとかべっ甲のピックとか6ペンスコインとかでしっかりと弾いてみてください。
もちろん、弦も太いゲージの方が良いと思うよ。

この後にもう1本別のギターが控えてるんだけど、
ずっと昔に買っておいたパーツがどこかに紛れ込んでるんだよなぁ…

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