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ストラトキャスターモデルの改造 その1 [音楽]

遂にNo.1の改造に着手しました。
このギターは…

PACO-full1.JPG
御年30歳の相棒でございます

1983年、大学2年生の時に当時 下馬にあった楽器工房
PACOにオーダーしたコンポーネントギター。
金額的にはフェンダーも十分に買えそうな位掛かったが、
当時のフェンダーは品質的には低迷時だったのと
コンポーネントギターが流行っていたので、その流行に乗ってみた感じ。

ボディはセンの2ピースにメイプル/ローズの22フレットネック。
色は元々日焼けしたナチュラルをイメージしていたんだけど、
実際にはもっと濃い飴色っぽい色になっちゃった。
まあ、でもこんな色は世界に1本しかないからまあ良いか。

ピックアップは当時流行りだしてきていたEMGのSA、
ブリッジはESPのFLICKERというヒンジ構造を持ったユニットを使用している。

ヘッドのロゴはSCHECTERとなっているが、工房で組み上げ当日の受け取りになったので、
ロゴが入っておらず、ちょっと寂しかったのでロゴシールを貼ってみただけ。

余談だが、このギターを受け取りにお店に行った時、
ちょうど山岸潤史さんが店に来ていて、
あろうことか私より先に このギターを試奏していやがった…

手に入れてからも自分で色々と手を加えている。

サーキットも元々は1Vol 2Toneだった物を
1Vol 1ToneプラスSPC(ブースターみたいな回路)に変更。

一時期フロントピックアップとリアピックアップのミックスの音に凝っていたので、
ピックアップセレクターもフロントとミドルを入れ替えてM-F+M-F-F+R-Rの音が出るようにしている。

このギター、かなり重いので最近は手にしていなかったのだが、
22フレットまで無いと弾けない曲が出てきたので再び登場する事になった。

で、この際なので幾つか気になる所を改造してしまう事にした。

まずはペグの交換。
元々付いていたのがクルーソンタイプ故、結構ガタが来ている。
ルックスより使い勝手優先のギターなのでシュパーゼルにしようかと思ったのだが、
高価な上 工作もちょっと大掛かりになるなぁ…なんて思っていたら、
GOTOHでSD-91という面白い製品を発見した。

外見上はクルーソンタイプなのに、ストリングロック式で
その上、ストリングポストの高さが変えられるというH.A.P.-Mという構造になっている。

これにするとアーミング時のチューニング狂いの結構大きな要因になっている
ストリングガイドが不要になる。

ヤフオクに偶々これが格安で出品されていたので、落札しておいた。

SD91.JPG
格安なのでノンパッケージでした

弦とペグ本体を外した後、ブッシュも取り外します。

PACO-head-naked.JPG
ブッシュを取り外した状態

多分、元々のペグもGOTOH製なので、そのまま行けるかとも思っていたのだが、
ブッシュの内径が違うので流用は不可とのこと。

Peg-bush.JPG
左が古いほう、右がSD-91用。内径が違いますよね。

続いてブッシュを新しい物に打ち替えなければいけない。
ところが、新しい方はブッシュの外径が若干大きい為、
穴を広げる必要があるので、リーマーを使って経を広げます。
でも、一気に広げてしまうとブッシュに遊びが出てしまうので、
新しいブッシュを当て込みながら徐々に広げます。

Paco-head-hole.JPG
リーマー登場

ブッシュの打ち込みは当て板を使ってハンマーで打ち込む方法もあるけど
ヘッドへのダメージを考えて、クランプで徐々に押し込みます。

Paco-head-man.JPG
こんな感じ

Paco-head-bushed.JPG
ブッシュが全て入りました。

ここまで来れば後は簡単。
ペグを取り付けます。

PACO-head-after.JPG
表です

PACO-HEAD-ura.JPG
裏です。

後は、ポストの高さを調整して完成。

PACO-POST.JPG
こんな感じで高さが違うのが分かりますか?

実はこの後にもう一つ、こんな大物が控えていますが、
今回は時間がなかったのでここまでで終了。

LSR.JPG
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